年明けから春は、社内イベントが続く時期
年が明けると、多くの会社で節目の行事が続きます。たとえば、次のようなイベントです。
- 年始のキックオフ・新年会
- 社内表彰式・社員総会
- 事業方針や決算の発表会
- 周年記念の式典・パーティー
- 4月の入社式
どれも、年末から年度末にかけての忙しい時期に準備が重なります。だからこそ、少し余裕のある今の時期から、撮影のことも考え始めておくと安心です。
イベントが近づくと、撮影のことまで考えられない
イベントの準備は、会場の手配、登壇者との調整、当日の進行づくりと、やることがたくさんあります。
イベントが近くなると、ご担当者はとてもバタバタされています。撮影の内容まで考える時間がないのか、「当日はとりあえず、いい感じで撮ってもらえれば」というご依頼がとても多いです。もちろん、当日の流れに合わせて撮るべき場面を押さえるのはカメラマンの仕事です。ただ、事前に準備しておくだけで、仕上がりが大きく変わるものもあります。
集合写真だけは、ご担当者の準備で決まる
その代表が、集合写真です。集合写真をどう撮るかは、カメラマンよりも、イベント運営のご担当者の準備にかかっていることが圧倒的に多いのです。
たとえば、次のようなことは当日その場では決めきれません。
- 並び順:役員の方や表彰者をどこに配置するか
- 横何人、何列になるか:参加人数と会場の広さから、全員が収まる並び方を考えておく
- 高さを出す方法:大人数なら、ひな壇があるか、脚立を持ち込めるか、会場で借りられるか
- 撮るタイミング:進行のどこで全員に集まってもらうか
ここが事前に決まっていると、当日の集合写真は短い時間でスムーズに終わります。決まっていないと、並び替えに時間がかかり、参加者の方をお待たせしてしまうこともあります。
「動画もお願いしておけばよかった」
イベントが終わってから、「動画もお願いしておけばよかった」と言われたことがあります。
写真だけのつもりで依頼されたものの、あとになって、登壇者のスピーチや会場の盛り上がりを動画でも残したかった、という声です。けれど、イベントはその日、その一瞬しかありません。あとから撮り直すことはできないのです。
写真にするか、動画にするか、両方にするか。これは、イベントのあとに撮影したものを何に使いたいかから考えておくのがおすすめです。
イベント動画は、誰に見せるかで撮り方が変わる
動画を撮る場合は、もうひとつ大事なことがあります。誰に見せる動画なのかによって、撮り方も編集の仕方も違うということです。
- 参加した社員向けの記録:イベントの流れを、なるべくそのまま残す
- 参加できなかった社員や拠点向け:内容が伝わるよう、要点をまとめる
- 採用サイトやSNS向け:会社の雰囲気や社員の表情が伝わる場面を、短く見せる
同じイベントでも、見せる相手によって、どの場面を、どんな画角で撮っておくべきかが変わります。撮る前に決めておかないと、編集の段階で「この場面がない」ということも起こります。
経営者にとっては、会社の歴史を残す日
社内イベントは、ご担当者にとっては「毎年の行事のひとつ」かもしれません。けれど、経営者にとっては、会社の歴史を残すという意味でもとても重要な日です。
新しい年の方針を語る場面、頑張った社員が表彰される瞬間、新しい仲間を迎える入社式。何年か経ったとき、その写真や映像が会社の歩みを振り返る大切な記録になります。だからこそ、「とりあえず」ではなく、しっかり計画しておきたいのです。
年内に決めておきたい4つのこと
年明けから春のイベントに向けて、年内に次の4つを決めておくと、準備がぐっと楽になります。
- 写真か、動画か、両方か:あとから「動画も」とならないように
- 誰に見せるか:社内の記録か、採用サイトやSNSか、社外向けか
- 集合写真の段取り:参加人数、並び順、会場の広さ、ひな壇や脚立の有無
- 当日の大まかな流れ:どの場面を必ず残したいか
当日の流れのまとめ方は、イベント撮影の依頼前に準備しておくべき香盤表の作り方で詳しくご紹介しています。入社式については、入社式・入社式典の撮影で押さえるべき5つのポイントもあわせてご覧ください。
もちろん、全部が決まっていなくても大丈夫です。「この時期にこんなイベントがある」という段階でご相談いただければ、何を決めておけばいいかを一緒に整理します。
まとめ:イベント撮影は、年内から準備を
- 年明けから春は、社内イベントが続く時期
- イベント直前は忙しく、撮影のことまで考える余裕がなくなりがち
- 集合写真は、並び順や列の組み方など、ご担当者の準備で決まる
- イベントはその日、その一瞬だけ。動画も必要か、先に決めておく
- 動画は誰に見せるかで、撮り方も編集も変わる
イベント撮影は、とりあえず頼めば何とかなる、と思われがちです。けれど、会社の歴史に残る一日だからこそ、少し早めの計画が大切です。年明けからのイベントの予定がある方は、まずは気軽にご相談ください。