「Indeedに毎月5万円払っているけど、なかなか人が来ない」——中小企業の採用担当者からよく聞く話です。求人広告は即効性があるように見えて、掲載をやめた瞬間に応募がゼロになります。毎月課金し続けなければ、効果が消えてしまう「消耗品」です。
一方で、一度しっかり撮影した写真・動画は、自社サイト・SNS・求人媒体・パンフレット・会社説明会資料など、あらゆる場所で何年も使い続けられます。これが「採用資産」という考え方です。
広告費と撮影費、何が違うか
求人広告費
消耗型のコスト
- 掲載期間中のみ効果がある
- やめたら即ゼロに戻る
- 毎月・毎年払い続ける必要がある
- 自社に何も残らない
- 媒体のアルゴリズムに左右される
採用撮影費
資産型の投資
- 一度撮れば何年でも使える
- 複数の媒体・用途に展開できる
- 自社サイト・SNSで無料で発信できる
- 会社の「顔」として蓄積される
- ブランドの一貫性が生まれる
「広告を出しても来ない」会社が見落としていること
求人広告を見た求職者が最初にやることは何か。応募ではなく、会社のWebサイトやSNSを調べることです。広告で興味を持っても、会社のサイトを開いたときに写真がフリー素材だったり、情報が古かったりすると、そこで離脱します。
広告費をいくら積んでも、「受け皿」となる自社サイトの質が低ければ意味がありません。求人広告は「集客」、自社サイトの写真は「接客」です。接客が悪ければ、どれだけ集客しても成約しません。
Point
日本には、過去に求人広告で失敗して「採用はもう無理」と諦めている中小企業が多数存在すると言われています。しかし実態は、広告の問題ではなく「受け皿(自社サイト・写真)」の問題であるケースが少なくありません。
撮影に投資するタイミング
「今は採用が落ち着いているから」という理由で撮影を後回しにする会社は多いです。しかし、採用が必要になってから撮影を依頼すると、撮影・納品・掲載まで数週間かかります。
撮影は「採用が始まる前」に済ませておくのが鉄則です。写真という資産を先に作っておき、採用が必要になったときにすぐ使える状態にしておく。これが採用コストを長期的に下げる最も確実な方法です。